須田悦弘
  すだ よしひろ 日本
  1969年山梨県生まれ
  東京都在住




      
「花 過ぎるものとそうでないものと」
エレベータホールの上部空間を作品に仕立てました。壁は赤と白に塗
り分けられ、花の彫刻が効果的に配されています。これらの木彫の花
は壁に向かって咲いていますが、この現実にはあり得ないような不思
議な光景が、ロマンティックで不可解な雰囲気をつくりだしています。
それは失われた記憶を象徴し、私たちに過ぎ去った時間を思い起こさ
せます。